沖縄県全体でのFacebook利用者の年齢別統計

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沖縄県全体でのFacebook利用者の年齢別統計をとってみました
沖縄県のFacebook利用者数は、以前公開した全国のFacebook利用者比率でも二位と、国内では物凄い比率を叩き出しています。
年齢別で県内に絞って、どの年代でどのくらいの人数がFacebookを利用しているかを、今回は沖縄県全体で算出してみたところ以下のような結果になりました。




他県の数字を知るには「市町村毎のFB統計をとってみよう!」というページで、有志により他県のFacebook利用者数がグラフで公開されています。ここで紹介されている全国の数字を見ると19歳〜22歳の女性が18%超えという値で一番多い比率になっています。

言語設定を日本語にするとまた違う結果になるかもしれない

最後でも紹介していますが、この数字はFacebookの広告機能を利用して、言語設定を特に選択しないまま表示しています。沖縄県は米兵とその家族がいるので数字が正確ではないかもしれないと言われることもあり、言語設定を日本語で算出した数字もありますが、こうすると他のサイトで紹介されている全国の利用者数やその地域の利用者数も変わってしまいます。
Facebookの国内での利用者数は6,264,700名(2012年1月9日時点)となっており、他のサイトでも「600万人超えた」と紹介されているのですが、言語設定を日本語にすると5,090,340人(2012年1月9日時点)になります。
また、Facebook利用者の実際の操作環境を見ても「海外の友達との交流として言語設定を英語にしている」とか、「米兵相手の仕事が多いので言語設定を英語にしている」という方もいるので、この選択は迷うことが多いです。
今回は他の紹介事例と比較しやすくするためにも、言語設定は空白のままで算出した数字を元にしております。

沖縄県のFacebook利用者の数字は凄い!!

以前公開した全国のFacebook利用者比率でも二位だった沖縄県ですが、この時の数字は沖縄県の人口1,403,995名中の102,620名で県民の7.31%が利用しているという比率でしたが、この人口の中にはFacebookに登録できない子どもや高齢者も含まれている数字でした、今回は13歳〜64歳で調べたところ、沖縄県の対象人数は889,868名で、人口の11.53%がFacebookを利用しているという数字が出ました(言語設定日本語は50,780名で5.71%)。
今回、県内にしぼって年齢別で出したところ以下の表の様な結果が出ています。




沖縄県では高校生〜大学生の間ではFacebookはもう当たり前のツールになってきているんですね。自分でも改めて驚きでした。

沖縄県のFacebook利用者はキャズムを超えた?

マーケティング用語で「キャズム」という言葉があります。難しい言葉は苦手な僕なので、思いっきり簡単な説明ですが…
新しい製品やサービスが市場に本格的に受け入れられていくことを「キャズム(深い溝)を超えた」という言い方をされる事があります。
このキャズムを超えるには、そのターゲット層の中での16%を超えるということを「キャズム超え」と言います。この比率を超えると利用が一気に加速し、市場への浸透が始まります。
沖縄県の場合は、この数字には米兵やその家族(人口には含まれていない)も含まれているので必ずしも正確とは言えないとは思いますが、19歳〜22歳の主に大学生の利用者が既に29.75%という結果、23歳〜30歳という若手の層でも27.75%という数字がでているため完全にキャズムを超えているといってもいいかもしれません。

Facebookで地域別利用者の人数を出す方法

この数字は沖縄県のホームページからの年齢別の人口を調べての数字と、Facebookの広告機能を利用して、地域を都道府県・州などから「沖縄県」を選択、ユーザー層で「厳密年齢ターゲット設定を有効にする」をチェクした上での年齢で算出した数字を元にしています。
詳細ユーザー層ターゲットで言語を日本語にしたほうが、Facebookを日本語で使っている人が出てくるのでより正確かもしれないのですが、学生層などを見ると留学で知り合った海外の方々との交流用に英語設定で使っている方や、仕事のために英語設定で使っている方も多く、また他県のデータもここは特に指定していないようですので空白にしています。




ソーシャルネットワーク協議会おきなわでは今後もこうした数字をチェックしてレポートしていきたいと考えています。



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